Mの男を見下していた俺がまさかM男として開花するとは……そのきっかけは、SM専門の風俗店に行ったことだった。
ヘルスに飽きた俺は、興味本位でSM専門の風俗店に行き、そこで現役女子大生の肩書きを持つ子に当たった。
彼女は俺を汚い言葉で罵倒して、屈辱のまんぐりポーズをするよう命令してきた。
社会人の俺にとって、女子大生のコイツは小娘同然……そんな小娘の命令に従って恥ずかしいポーズをするなんて、これほどの屈辱はない。
でも、その屈辱は俺の中で快感へと変換され、全身が熱くなるほど興奮しているのが自分でも分かった。
「恥ずかしい……」
俺は無意識に女が口にするようなセリフを吐いていて、心の中でもっと辱めてほしいと願っていた。
まんぐりポーズを晒したままアナルを舐められると、まるで声変わりする前の小学生のような高い声で情けなく喘ぎ、舌まで出して悶えてしまう。
まだ触られてもいないのにチンポからガマン汁が溢れてきて、シゴきたくてもこのポーズではシゴけない。
(気持ちいい……もうチンポをシゴいてほしい……お願いだ……)
「〇〇様(嬢の名前)、お願いです。チンポをシゴいてください」
俺は年下の小娘を「様」付けした挙げ句、敬語で懇願してしまった。
そしてご褒美と称してシゴいてもらい、射精した直後に亀頭を責められて潮吹きまでしてしまった。
俺の男としてのプライドは完全に崩壊したが、それが何とも言えない快感となり、俺はM男に目覚めた。
骨抜きにされた俺は、その日以来女に辱めてもらうことを望むようになり、この情けない性癖を密かに出会い系で解消している。